最も危険な食品添加物
亜硝酸Na→明太子やハムなどに発色剤、ボツリヌス菌による食中毒防止のため用いられる。塩分濃度の高い食品と同時に取ることない方が良い。理由は、塩分によって粘液が溶け、胃液が胃自身を刺激し炎症を引き起こす。炎症しダメージを受けた胃細胞は再生しようとするが、その時に発がん性物質が添加されると癌を引き起こす可能性があるからである。
過酸化脂質→これは食品添加物ではない。しかし、油を高温の状態にするまたはコンビニなどの揚げ物などの油が時間が経つにつれ酸化されることにより生じる。この物質は、人体に胃の不快感や胃もたれ、下痢などを引き起こす。胃がデリケートな人はなるべく避けた方が良い。
カラメル色素→食品に褐色をつける着色料として使用される。カラメル色素にはⅠ~Ⅳ種まであり、発がん性が疑われているのはⅢ、Ⅳ種のみ。つまり、すべてのカラメル色素が悪というわけではない。Ⅲ、Ⅳ種に含まれる4-メチルイミダゾールはDNAを構成する塩基であるシトシン、チミンに似ている。このため、DNAのコピーが行われる際、誤って塩基に入り込み細胞に異常を来たすのではないかと考えられている。
アスパルテーム、スクラロース、アセスルファムK→自然に存在しない人工化合物。低カロリーで砂糖の約200倍以上甘い。が、白血病やリンパ腫、脳腫瘍を引き起こす確率が高まるデータが30年以上前から存在。糖の排除ではなく、自己コントロールが肝心。
臭素酸カリウム→パンをふっくらと作りやすくするために用いられる。旧厚生省が臭素酸カリウムには変異原性があると発表したため、ヤマザキ製パン(ランチパックや芳醇など)にのみ含まれる。これは、同社が分解・除去の方法を開発したためであるが、果たして基準が守られているかは疑問視されている。
opp(オルトフェニルフェノール),opp-Na,TBZ、イマザリル→主に柑橘類に使用される農薬。柑橘類は輸入されるものが多く、アメリカやオーストラリアから輸入される際、カビの発生を防ぐために用いられる。これらの物質には催奇性や癌化性が都立衛生研究所で認められている。(したがって、妊娠中の女性は決して口にしないほうが良い。店頭で表示されていないケースもある)しかし、現在も使用が許されているのは、1975年アメリカとの貿易摩擦が原因。日本から自動車や電化製品を輸入していたアメリカは、この農薬のために輸入を規制していた当時の厚生省に圧力をかけ、牛肉と柑橘類の輸入を解禁させた。
次亜塩素酸ナトリウム→主に傷みやすい(例えば、魚介類や生野菜)加工食品に対し、食中毒や野菜をシャキシャキさせるために用いられる。人に対しては小さじ1杯程度で死にいたる物質。口にしたとき、薬品の苦い様なプールのような味がする。洗い流すと残留はほとんどないため表示義務はないが、居酒屋や寿司店などで使われていることが多々ある。意識しないと気付かないかも・・・
亜硫酸塩→ワインなどの酸化防止剤、またはドライフルーツの漂白剤として使用されている。硫酸のため毒性が強く、胃を刺激しやすい。化学物質過敏症の人はこの物質に反応しやすく、頭痛や嘔吐、下痢など体が拒否反応を示す。
安息香酸Na、サッカリンNa→主に、栄養成分や糖分の防腐剤として栄養ドリンクや絶倫系飲料に含まれる。ビタミンCと反応し白血病を引き起こす可能性があることは20世紀前半に証明された。また、白血病を引き起こすベンゼンと構造がよく似ており、ベンゼンはDNAの塩基に似ている。このため、骨髄の細胞に入り込みDNAの構造を変え、結果的に癌化や白血病を引き起こすと考えられている。
この他にも、数の子をきれいな色にするために使われる過酸化水素リップスティックに使わるBHA、BHTにも明確ではないが、動物実験で少なくとも発がん作用があると認められたものである。
また、添加物かどうかわからないものも明示されている。JAS法により、順番として添加物は必ず原材料の後に書かれている。これにより見分けるのが最も簡単だろう。順番は添加物にしろ、原材料にしろ、最も多く使われているものから順に記載されていることにも留意してほしい。
【まとめ】
食品添加物を口にするなというのはほぼ不可能であろう。約15種の食品添加物は極力避けるようにしたい。それは動物実験が明らかに証明しているからである。食品という名がついても、添加物は化学物質、食品ではないのだ。このことを十分肝に銘じて職を楽しみ、また自身の身を守るべきであろう。
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